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2014年7月20日 (日)

上海出張記(その4でラスト)〜あこがれの、M50!!

その3)からのつづきです

交通機関のことだけでダラダラ綴ってしまったので(まぁいつものことですが)、ここで記事切り替え。
今回行きたかった目的地について、ひとつの記事でダラダラ綴ることが。。。


3年越しの夢が叶いました!
目的地は、

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ここ。莫干山路(モーガンシャンルー)50号。
通称、『M50』!!
公式(中国語))(上海ナビによるガイド

どんな場所かはリンクのほうが詳しいので概要はそちらに譲るとしまして、個人的に琴線に触れた要因としましては、
1)上海における現代中国アートの発信拠点
2)1930代の建物が残る、レトロかつ旅情的雰囲気
3)それでいて、地元ですら知名度が低いスポットのため、一人歩きでも安心できそう
4)さらに、すべて入場無料!なんとロハ!!
 
とくに「アート好き」「建物好き」という自分にとって、その二大要素が一ヶ所に凝縮されている。
ひと粒で二度どころかそれ以上においしい!ぜひ行きたかった場所なんです。
同行を引き受けてくれた駐在員には逆に申し訳ないことしてしまいましたが。。。
(2時間いただき、その間一時解散。思いっきりひとり行動させていただきました)


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全体はこんな構成。
元紡績工場や倉庫だったそうですが、これだけでもじゅうぶんな、「迷路」。
感覚的な広さは公式戦ができる野球場くらいか。

さらに、
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立体的にもなっているため(最大3階建て)、歩いていて感覚が狂いまくります。
まぁ、それも楽しいのですが。

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基本は「ギャラリー」「アトリエ」のふたつに分かれているようで、後者は作家自身が絵を描いたり、立体物をつくったりしている場面も見ることができます。

ギャラリー・アトリエ内はほとんど撮影禁止でしたが、どれもこれも、個人的(主観的、ともいう)に一定以上の作品ばかりかと思います。

そして、
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建物のひとつひとつに、それに対する説明書きが。
入って正面にあるこの建物を例にとると、1938年建築の鉄骨コンクリート製で、あのドイツ・シーメンス社の配電室として建設された、というのがわかる。
建物マニアの方、こういう説明、いかがです?

建物の構成に驚き、アートを堪能し。大満足の2時間。
海外に出ても見事に「審“微”眼」をいかんなく発揮!

アート作品に対して、気になったものピックアップ。
(写真ないのがツライけど・・・)
ひとつ、中国人の作品で興味深かったのが、対照的なアプローチのふたつ。
ひとつ「古来の水墨画の手法で、現代的な画を描く作品」と、
もひとつ「一般的な油絵で、古来の水墨画の表現を試みる作品」があったこと。
確かに日本でも、山口晃のように日本画の手法で現代的な絵を描く人がいますが、その逆は意外と、ないなぁ。
それに関してはけっこう新鮮でした。

だた、残念だったことも、ある。
事前にネットで調べた限りは基本、数年前の情報ばかり。
そこではたいてい「中国国内のみならず、世界中のアート作品が集まり、欧米の観光客も多い」とありましたが、この日行った時点では9割がた中国国内の作家、残る1割は韓国と日本という配分だったこと(あくまで個人的感覚による調査)。
欧米アーティストの作品は、まず確認できなかったし、そのせいか欧米系の客も、ほとんどいなかった。

3年前の情勢変化が原因だとしたら、欧米系は残るはずなのに、そのへん、謎ですね。
どんな流れでこうなったんだろう?

係員もほとんど英語はダメな模様。
ただ、ふたつのギャラリーだけ、英語が通じた。
うちひとつ、おばさんが最初は中国語でまくしたてるが(たぶんこれ買え!と言っている気がした)、「I'm not Chinese.(中国人じゃないよ!)」と返したとたん、英語に切り替えた。
日本から来たと伝えると、なんか腑に落ちない納得のされ方をしたけど。

こっちの英語は日常会話すらままならないレベルですが、作品の説明や、案の定『これ(作品)買って!安くしとくよ!』とマシンガンスピーチ(リトグラフだったから数千円なんだけどね)。「買わないよ!」と返すのが精一杯。
でもね、この作品のテーマについて、ひとつジョークが言えた(おばさん大笑いした)!
これには自分、かなりの進歩だ!
楽しかったわ。


他に気づいたところでは、
やはり「ここは“中華人民共和国”なんだ。」と気づかせてくれる作品、スペースが、ある。
アートは自分自身を発信させる表現のひとつと考えていますので、ここでは賛否うんぬんを言うつもりはありませんが、200年続く国際都市上海で、かつ市場社会のようになっていながら、国としてこういう現実に気づかされるのも、アートを通じて思い知らされました。

でも、満足した!!
途中にわか雨に降られ、雨宿りを強いられる時間もあったのでそこで多少計画が狂い、100%回れたかと言われればそのあたりは「もうちょっと時間が欲しかった。」のですが、こういう比較的マイナー、かつマニアックな場所に行けたのが嬉しい!
駐在員K氏、いろいろとほんとうにありがとうございました!


【オマケ】
到着したのがお昼。
回る前にご飯食べようかとなったのですが、このエリア、食事できる場所は少ないです。
売店がひとつと、喫茶店レベルの小さなお店が2、3件だけ。
最初に目についたギャラリーも兼ねたカフェに入る。食べ物もサンドイッチしかなく、飲み物はすぐに出たけどサンドイッチが15分以上待たされ、さすがにキレかけた瞬間・・・。

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やっと出てきた。ホットサンドじゃん!
さすがにコーヒーは飲めるギリギリのレベルでしたが、このサンドが、中国とは思えないほどマジメにうまいっ!
東京のオシャレなスポットに出しても充分通用しそう!
でも、15分待たされるから、東京では無理か(笑)

長年滞在している駐在員も『ここまでうまいサンドイッチは久しぶりだわ。それも上海で食えるとは。』とびっくりしていました。


ちなみに、日曜日ですが、
洗濯とか、ネットでニュースを見てたりとか、実はこのブログの文章を書いていたりとか(実は滞在中に文書を仕上げました)で、1日外に出ることはありませんでした。
iPod持参してきてよかったです。結局久しぶりにビートルズのオリジナルアルバムは全作品通しで聴くほど退屈で。。。


(上海出張記:了)

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コメント

無事ご帰還、ご苦労様でした。

出張記を通して拝見しましたが、いつもの旅行記と同様の視点内容で、タイトルに偽りありですね。

工場での勤務は、お得意の「オマケ」だったみたいなような。

ただ中国上海の割にはChinese Caosが希薄で、郊外の工場でまじめに仕事をなさってたんだ、と解釈しています。
疲れをこの3連休でお取りください。

スバル話。
担当が頻繁に電話してきて、昨日もディーラーへ。
レヴォーグ様は、1月終盤契約分がやっと納車が始まったそうで、担当納車分のまだナンバーもない新車を見せられ、「どうですか」でした。

カミさんもいたため、私は生返事でした。

投稿: yapple-happle | 2014年7月21日 (月) 10:00

yapple-happleさま>
ありがとうございます。

こういう文章が、「日々綴文」でして(笑)。
ここでは仕事二の次(まぁ仕事のグチとか言ったところで誰も見てくれないでしょうし)。楽しんだことだけは記録する。
年月が経ってこの記事を振り返っても、いい印象でいたいですし。。

それはさておき。
昨日、ようやく行動を走っているレヴォーグを発見。
工場はお盆休み返上なのかなと。

持久戦になろうとも、健闘を祈ります!

投稿: Hassy | 2014年7月22日 (火) 21:51

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