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2012年2月12日 (日)

大往生のお手本

今日は親類の葬儀。先ほど戻ってまいりました。

このブログで時々日記にしていた親戚のばあちゃん。ついにお迎えがきてしまいました。
数えで105歳。それだけ俗世にいられりゃ充分でしょう。


冥土へ旅立つ時を聞かせてもらいました。
変な表現ですが「すばらしい」の一言。

耳こそかなり遠くなったが、足腰はまだまだ充分。
その日もいつものようにデイサービスへ行き、食事と入浴を済ませ、いつものように送迎バスで自宅へ戻り、夜、床についてそのまま・・・だったそう。

記憶にある限り病気での入院は聞いたことなく(数年前骨折で、というのはあったが)、同室で寝ている家族だってまったく気づかず、夜中目が覚めて様子を見たらすでにだとか。

必要以上に世話をやかせない俗世での最期。
「自分もそのように死にたい。」と思いましたね、正直。


ただ、そのデイサービスのとき、ひとつだけ違っていたことが。
普段は当然1回の入浴ですが、本人の要望で2回入ったそうで。

そのとき、「迎えが来た」と悟ったのでしょうか。
そろそろ逝かなきゃいけないから、せめて身はしっかり清めて・・・と思っていたのなら、なおさら潔い。


今日、棺の中を拝見したときに、
『おまんたぁなんでこんなとこにあつまっとんだ』なんて飛び起きてしまいそうな表情でした。


年に数度ですが、会うたびに自分が毒舌吐きまくられていたばあちゃん。
もうその毒舌が聞けなくなるのは寂しいですが、冥土で先に逝ったご主人やその他親類たちと「ようやくここに来れたわ」「もうやってきたんか?」なんてやり合ってるかもしれませんけどね。


ご冥福をお祈りします・・・だなんて言えんわ。
せめて冥土で笑い続けているのであれば、それで充分です。

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コメント

大往生ですね。
その日まで元気でいて、寝ている間にあの世へ。
誰もが願う死に方のお手本です。

「死に方」は分かりましたが、この方の「生き方」はどうだったんでしょう?
言いたいことを言い、やりたいことをやり、食べたいものを食べ、マイペースを貫かれたのか、
もう遅いかも知れませんが、参考になるものならば今からでも教わってみたいものです。

投稿: 雪国生まれ | 2012年2月13日 (月) 08:14

雪国生まれさま>
最後に会ったのは昨年のお彼岸でしたか。
「いまだ迎えが来んから仕方なくここにいる。」なんて笑っていましたが、向こうから招きが来ると迷わず逝ってしまうものですから大したものです。

>この方の「生き方」はどうだったんでしょう?
自分の知る限り、大きな波はなかったと思います。
少なくとも言いたいことは言っていたような。

また、いずれの機会に、お話できればと。

投稿: Hassy | 2012年2月13日 (月) 22:08

この年になると「生き様」同様「死に様」も気になってきますね
近頃母を送り、その遺品整理にたいへんな労力を使った身としては
もっとシンプルに生きるべきだなーと思っている次第
多くは物理的な意味合いで
Hassyさんはこだわりがありつつも余分なものに囲まれてないイメージがあります
見習いたいものです…

投稿: やみー | 2012年2月14日 (火) 12:34

やみーさま>
「死に様」ですか。
さすがにそれは考えたこと、ないですね。
まだ若い故か、精神年齢が若いのか・・・。

>Hassyさんはこだわりがありつつも余分なものに囲まれてない
そんなイメージですか?
余分なもの、コレデモカというほどいっぱい囲まれています(物理的にも、それ以外にも)

・・・部屋のそうじ、しなきゃ(汗)。

投稿: Hassy | 2012年2月14日 (火) 22:15

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