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2006年12月 3日 (日)

これ映画じゃない

ハッキリ言いまして、映画を見にわざわざ映画館に行くのは2、3年に一度、という程度。それくらい映画には興味がありません。
しかし、ある秋の日、この映画だけは本心「見たい」と思った。

硫黄島2部作』。同じ監督、同じ製作陣が、同じ舞台なのに立場の全く違う2つの映画を作る。しかもそれが戦争映画であり、実話を基にしているとなると、戦争を知らない世代が少しでも「戦争とは何か」を学ぶ上でこの映画は重要ではないか。そう考えた訳です。

で、やっとその第1部 『父親たちの星条旗』を見てきました。
見て感じたのは「これ、映画じゃない。」

「見るに値しない」という意味ではなく、まったくもってその逆。むしろ褒め言葉。
最新のSFXを駆使しているのでしょうが、戦闘シーンなんかは「本当に戦争している」と感じたほど。アメリカ(というか、ハリウッド)映画にありがちな変な形でストーリーが曲げられる(かつての“船が沈没した映画”や、“第二次大戦が始まった題材の映画”とか)こともなく、ドキュメンタリーに限りなく近づいているのには驚いた。「映画はエンターテイメントだ。」という概念は全く通じません。

その証拠に、普通映画本編が終わってスタッフロールになると何割かの客は帰り出しますが、今回、誰一人席を立たなかったのがすごく新鮮。

たいていの映画館では今度の金曜日までのようです。映画というよりは「戦争の記録」として見るのがいいかと思います。

もちろん、第2部も見ます。

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